皆さんは腸内環境と睡眠の質が関係しているのをご存知ですか?
今回は自然な眠りを導くために必要なポイントをお届けします。
目次
睡眠に必要不可欠な睡眠ホルモン“メラトニン”とは
睡眠ホルモンのメラトニンとは「セロトニン」というホルモンから作られます。
セロトニンは、心の緊張や不安を軽減させ、ストレスを減らす働きがあることから“幸福ホルモン”ともいわれています。
ここで重要なのが腸内環境です。
実はこのセロトニンの90%以上が腸で作られているのです。
つまり“腸内環境”を整えるのが、睡眠ホルモンのメラトニンを増やすのに大切になってきます。
“メラトニン”を増やすには
・太陽の光を浴びて体内時計を整えよう
朝日を浴びることによって、体内時計がリセットされます。朝起きたらまず、カーテンを開け朝日をしっかりと浴びましょう。そうすることにより、メラトニンの分泌も整えることが出来ます。
・タンパク質たっぷりの朝食&ランチがおすすめ
メラトニンを分泌するために、豆製品・牛乳・ナッツ・魚類・肉類・アボガド・バナナ類からタンパク質を摂取するのもよいでしょう。良質なタンパク質から摂取出来る必須アミノ酸は、セロトニンのもとになります。セロトニンはやがてメラトニンに生合成されますので、積極的にタンパク質を摂取しましょう。また、1日3回の食事もなるべく決まった時間に摂ると良いでしょう。
・夜間はメラトニン分泌を妨げるLEDや蛍光灯の強い光を避ける
夜に蛍光灯やLED、スマホのブルーライトなどの強い光の刺激を受けてしまうと、メラトニンの分泌は制御されてしまいます。なるべく、寝る1〜2時間前はこのような強すぎる光を避けることが、快眠のコツです。
寝室のライトは、オレンジ色にして照度を低くするなど工夫しましょう。
質のよい睡眠をとろう
体も心も健やかに質の良い睡眠にするためには、腸内環境と体内時計を意識することがとても大切です。ここでご紹介したポイントを習慣にしてより質のよい睡眠を手に入れましょう。