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浄化水、その後の30年
商品開発の研究は、いろいろな可能性を探りながらの年月でした。
試作された素材のなかには可能性の大きなものもあればそうでないものもあります。
もっとも成功した例として、水処理専門の研究集団の方々と一緒に商品を開発し、20年以上継続販売している発酵飼料があります。これはおもに農業の現場で活用され、環境改善に貢献しています。
また、4年ほど前から焼津市の環境部さんとも有機物分解の事業で協業しています。こちらは家庭から排出される生ゴミの処理で活用されています。
そして腸活サプリの開発へ
長い年月がかかりましたが、その間にいろいろなノウハウを蓄積することができました。商品開発も多くの経験と試行錯誤を経て次第に焦点があってきました。
最終的に本業とも相通じる「食品」であること、そしてそれは「おなかの調子を整える」ための食品であることに絞って商品を開発することになりました。
方針が決まったあとは、驚くほどスムーズに開発が進みました。大前提として、「発酵蔵」と「乾燥庫」を活用して新しい食品をつくることが決まっていたので、まずは「乾燥させた発酵食品」であることが決定しました。
私たちは「だし造り職人」の集団なので、発酵と乾燥については専門分野です。愛腸習慣が違和感なくスムーズに開発できた理由はそこにあると思います。
開発工程のすべてが「あっという間」にできあがっていくのでちょっと不思議な気がしました。