腸活には、腸に良いものを摂ることも大事ですが、体に悪いものをいれない、ということも非常に重要になってきます。
ここでは、小麦粉などに含まれる“グルテン”についてお話ししていきます。
グルテンとは?
グルテンとは、小麦・大麦・ライ麦などの穀物の胚乳から生育されるタンパク質の一種です。
グルテンは、パンや麺類など小麦粉加工品を作る上で弾力・柔軟性・膨張を助ける、多くの加工品に入っています。
グルテンが体に与える影響とは
・グルテンは、分解されにくいタンパク質のため消化に負担がかかる
・栄養が吸収されにくく、食べ物が分解されにくい
・食欲を促進させる成分が入っているので食べ過ぎの危険性がある
グルテンフリーとは
グルテンフリーとはグルテンを含む食材を摂らない食事法のことです。
グルテンフリーのメリット
・ダイエット
・疲れにくくなる
・体のだるさが軽減される
グルテンには食欲を促進させる成分が入っていたり、血糖値が上がりやすいのですが、こういった食品を控えることで自然と腸の調子が整い、腸活にもつながります。
小麦を中心とした穀物をやめる。他の炭水化物は摂ってもいいのです。
例えば朝のパンをご飯に変えたり、パンが好きな方なら小麦のパンから米粉のパンに変えます。
最近では、グルテンフリーのパズタなどもインターネットやスーパーマーケットで気軽に手に入れられるようになりました。
グルテンフリーで摂ってよい食品
【主食】
お米・フォー・ビーフン・春雨・十割蕎麦・米粉パン
【食材】
肉・魚・卵・豆腐・納豆・野菜
【その他】
ナッツ・フルーツ・ワイン・純米日本酒
上記を参考にグルテンフリーの食生活をおこないましょう。
ポイント
・カロリーよりも原材料を意識する
意外にも原材料に小麦が含まれていることがあるので、原材料は必ずチェックするようにしてください。
・朝食は必ず食べる
良質なタンパク質の豆乳、卵料理、ヨーグルトなどは積極的に摂るようにしてみましょう。
まずは2週間のグルテンフリー生活を
まずは2週間から始めて見ましょう。
個人差はありますが、お通じが改善したり、むくみがとれ見た目もスッキリします。
腸内環境が整うことにより、ご自身の体が変化していくのを実感してください。
これを機に食事を見直してみてはいかかでしょうか。