痩せ菌を増やそう!作り置きフードのレシピをご紹介

やせ体質は、食べ物次第で今からでもなることは可能です。早速食生活を見直して、リバウンドなしの美ボディを手に入れましょう。

目次

太っている人と痩せている人の違いは?

同じ食べ物を食べているのに、やせている人と太っている人がいます。
やせている人の腸内は【やせ菌】が優勢で少々食べ過ぎてしまっても、太りにくい腸になっています。
一方、太ってしまう人の腸内には【デブ菌】が住み着き、ちょっと食べるだけで【デブ菌】のエサになってしまいます。【デブ菌】が多い腸は、少しの食べものでも大量のエネルギーを吸収してしまうので、【やせ菌】の好物を選んで食べて、腸内の善玉菌を増やせばちょっと食べ過ぎても太らない体になっていきます!
【やせ菌】の好物は、高食物繊維や低脂肪・低糖質のものです。
これらを1種類ではなく、2~3種類組み合わせて毎日食べるのがおすすめです。

5種類の作り置きフードのレシピをご紹介

1.酢キャベツで食欲をコントロール

太っている人の多くが、お腹が空いたから食べるのではなく、脳が欲するから食べるタイプ。ダイエットを成功させるには、まず食欲に対する脳への依存を断ち切ることが大切です。
そこでおすすめなのが、酢キャベツ。酢とキャベツはどちらも腸内環境を整える作用があります。胃腸が健康になることで、腸内の善玉菌の働きも良くなり、「やせ菌」優位の腸になります。この酢キャベツを食事前によく嚙んで食べることで、小腹が満たされ満腹中枢を刺激するので、食べ過ぎも防ぐことができます。

【作り方】
キャベツ(大1/2玉)を洗い、細切りに。
キャベツと塩(小さじ2杯)をジッパー付きの保存袋に入れ、しんなりするまで軽く揉む。酢(200ml)を注ぎ、お好みで粒マスタード(小さじ2杯)を入れる。ジッパーを閉じて軽く揉み、半日漬け込んで、冷蔵庫で保管しましょう。
アレンジも簡単!好みの生野菜とあえ、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを回しかけ、塩コショウで味を調えると簡単サラダに。
ハンバーグの肉だねに加えても良いし、味噌汁の具材として加えれば、さっぱりとした味になりますよ。

2.酢玉ねぎで短鎖脂肪酸を増やそう

「短鎖脂肪酸」は、人の体内で、脂肪の蓄積を減らし、全身の代謝を活発にして肥満を防いでくれます。さらに、やせホルモンである「インクレチン」を増やし、腸のバリア機能を高めるため、ダイエットだけではなく、健康になるための万能薬的役割の成分。
ではどうやって「短鎖脂肪酸」を増やせばよいのかというと、「やせ菌」のエサであるオリゴ糖と食物繊維と一緒に、酢を摂ること。なぜなら、酢に含まれる酢酸こそ、「短鎖脂肪酸」のひとつだからです。そこでおすすめなのが、オリゴ糖と酢酸を同時にたっぷり摂れる酢玉ねぎ。単品としてはもちろん、どんな料理とも相性が良いので、無理なく摂取できます。
【作り方】
玉ねぎ(1個)の皮をむき、縦半分に切り、芯を除いて繊維に沿ってスライスします。ボウルに移し、30分から1時間ほど室温におき、その後塩少々をふりかけて混ぜ合わせます。保存容器に入れ、酢(150〜200ml)を注ぎ、ハチミツ(大さじ2杯)を加えて全体を混ぜ合わせたら完成です。

3.冷凍キノコの食物繊維で腸内環境の乱れを整えよう

キノコは、水溶性と不溶性という2種類の食物繊維を豊富に含んでいて、必要な栄養素はしっかり吸収し、不要なものは排出するという溜め込まないカラダづくりをサポートしてくれます。
キノコは冷凍することで旨み成分もアップするので、手軽に、そして美味しく取り入れることができるのです。

【作り方】

お好みのキノコを一口大に切って保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけ。そのままお味噌汁やスープに入れたり、ソテーしたり万能です。

4.焼き梅干しのバニリンで脂肪を燃焼させる

梅干しには、ダイエットに良いとされている「バニリン」という成分が多く含まれます。この成分が腸から吸収されると、脂肪細胞を刺激し、脂肪燃焼作用が働き始めます。実際に1日3個以上食べることで、年齢や性別に関係なく、肥満度が低くなります。さらに梅干しを加熱することで、「バニリン」の量が増加することがわかっています。
梅干しに含まれる「カテキン」には、悪玉菌の増殖を防ぐ作用があるため、毎日食べることで、腸内環境に変化を与えることができるのです。
【作り方】
梅干しを焼けば良いだけだから簡単! 油は使わず、フライパンの上でコロコロと転がして。オーブンでアルミホイルに包んで10分ほど焼いてもOKです。
塩分過多を防ぐために、1日3個までにしましょう。

5.ガーリックオイルで腸を温めて

加熱調理をするうえで取り入れたいのが、オリーブオイル。
このオリーブオイルには、酸化しにくいメリットがあるうえ、腸を温め、便秘を解消する働きがあります。脂肪が多い人ほど、実は腸が冷えている傾向があるので、腸を温めることは、健康をキープしたり、脂肪燃焼するうえでも欠かせないこと。
そこで、加熱用オイルとして取り入れたいのが、ガーリックオイル。ニンニクは、「アリシン」という強力な抗酸化物質を含みます。腸を刺激し、便秘解消にもなります。いつもの調理に加えるだけで、簡単で美味しいダイエットフードに変身します。

【作り方】
ニンニクの皮をむき、みじん切りに。
保存用の瓶に8分目まで詰め、オリーブオイルをひたひたになるまで浸す。数日待ってニンニクの香りがしたら完成です。
ニンニクからガスが出るため、2週間は瓶のフタはゆるめにしてガス抜きを。2週間過ぎたら、瓶をしっかり閉めましょう。夏は冷蔵、冬は常温(冷暗所)でも保管可能です。冷暗所で2ヶ月、冷蔵なら半年くらいを目安にしてください。

毎日食べて痩せ体質へ!

【痩せ菌】のエサとなる、ダイエットフードを常備菜として冷蔵庫にストックを置いておけば、簡単に作れるうえ、2〜3種類を組み合わせるだけなのでお手軽に出来ますね。
2週間続けることで、腸内の菌交代が起こり、自然と太りにくい腸へ変化していきます。是非チャレンジして体の変化を楽しんでください。

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