体の免疫力を上げるぬか漬けで腸活を始めませんか？全身の免疫細胞のうち、60〜70%が腸にあると言われています。腸では、体をウィルスから守る抗体を作ったり、必要なものと必要でないものを分けて排泄するという働きがあります。それなのに、現代の食生活は腸に負担が大きく、ウィルスや毒素が体に入りやすくなっていると言われます。発酵食品は腸内を善玉菌優勢に整え、その人のもっている免疫力を強めたり、体のバリア機能を高めたりしてくれます！また、食物繊維が豊富な食べ物も、腸の働きを促してくれ、腸内細菌・善玉菌のエサにもなり、免疫力を活性化するには必要不可欠です。ぬか漬けは発酵食品の中でも、特に多彩な種類の善玉菌と食物繊維を同時においしく摂ることが出来る、免疫力を上げるにはピッタリの食べものです。ぬか床を育てれば、美味しく嬉しく家族みんなの自然な免疫力をパワーアップする事が出来ます。
生きて腸まで届く、乳酸菌
ぬか漬けの健康パワー
ぬかにはビタミン類を始め、植物性乳酸菌や酵母が含まれています。植物性乳酸菌は、生きて腸まで届き、腸内の善玉菌を増やしてくれます。野菜をぬか漬けにして発酵することで発生するビタミンB群が脂質や糖質を分解することで、脂肪燃焼も期待できます。
ビタミン類が豊富
ぬか床にはもともと豊富なビタミン類や植物性乳酸菌、酵母が含まれています。ぬかにはビタミンＢ類がたくさん含まれているので、「ぬか漬け」にするとぬかの栄養素も野菜に染み込みます。
特にビタミンＢ１は、豚肉やきな粉に多く含まれていますが、他の食品にはあまり多く含まれません。キュウリを「ぬか漬け」にすると、ビタミンＢ１は漬ける前の約５倍に増加します。
腸で生き残る強い乳酸菌
腸で生き残る植物性乳酸菌は、ヨーグルト等の動物性乳酸菌の約5倍！
ぬかは、野菜などについていた乳酸菌や酵母が入って増殖し、発酵することによって風味を醸し出します。このように熟成された床で漬かった「ぬか漬け」を食べることは、乳酸菌飲料を飲むことと同じようなメリットがあります。乳酸菌は腸の中で、悪玉菌を攻撃したり、ビタミンをつくり出したりします。おなかの調子も良くなり、お肌もきれいになりますよ。
腸内の善玉菌を育てる
野菜の食物繊維と、ぬか漬けの乳酸菌のWパワーが、善玉菌を育ててくれます。
乳酸菌がたっぷり潜んでいるのがぬか床。熟成したぬか床には10種以上の菌が1gあたり10億もいて、これはヨーグルト以上です。しかも、ヨーグルトやチーズなどにいる動物性乳酸菌より胃酸や胆汁に強く、生きたまま腸まで入りこんで定着してくれます。だから、ぬか漬けを毎日食べているだけで、善玉菌が増えて悪玉菌が減り、免疫力はアップし、花粉症などのアレルギー症状まで軽減すると言われています。
ぬか漬けは簡単にできる！手軽に始めてみよう
ここ最近では、ぬか漬けキットが市販で販売されています。スーパーや、人気の無印良品、インターネットでも手軽に買うことができるようになりました。ぬか漬けキットを購入したら、あとは漬けたい野菜や食材を準備するだけで良いのです。難しそうでなかなかぬか漬けを始められなかった方も、簡単に始めることが出来ますね。
野菜をぬか漬けにすることで水分が抜けて、かさが減っているから、野菜をたくさん食べることができます。ぬか床の塩分と風味が染みこんでいるから、サラダのようにマヨネーズやらドレッシングをかける必要なんてないです。ぬか床から出てきた野菜は、ビタミンが何倍にも増えていることもわかっています。ご自身の体の為に、ぬか漬けを取り入れ健康的な体作りを目指しましょう。
